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2021年2月号

歳を重ねて、きれいなるということ。

ジパングは東の方、大陸から1500マイルの大洋中にある、大きな島である。住民の肌は色が白く、礼節正しい…。これは1300年頃に書かれたマルコ・ポーロの東方見聞録にある記述です。
また、明治時代の英文学者、小泉八雲(本名はラフカディオ・ハーン)は、「日本の驚くべき芸術作品は、象牙彫刻でも、銅器でも、陶器でも、刀剣でも、金彫りの器でもない。実は、その女性である。この美学的創造の前では、いかなる批判もただ息をのむばかりである」と日本女性を絶賛しています。

外国人から見ると、日本人の肌はそれほどまでに美しいものと感じられていたのでしょう。それは日本の気候とか、食生活、習慣が長い時間を重ねて培ってきたのかもしれませんね。そして何よりも四季を通じて自然を愛でる心が、美しさを育んできたようにも私は感じます。

そんな私たちですが、歳とともに気になるところもいろいろと出てくきますよね、でもこれも自然。そう受け入れることが、ありのままの美しさや若さの源になるのかなとも思います。

ところで皆さんは、最近、何か感動したりして泣きましたか。そういう私は、歳を重ねるごとに涙もろくなっているような気がします。皆さんはいかがでしょうか。
テレビを観てほろっとしたり、本を読んでグスッときたりと、もともと涙もろいのですが、一層拍車がかかっているように思います。でもこれも、味わいを感じる力や心の動きをとらえる力がパワーアップしているのかもしれない、そういうふうに理解すると、なんだか人間が深くなっているように思うのは、私の妄想でしょうか。
琴線に触れるという言葉がありますが、歳を重ねるごとに、心の糸が奏でる音色がまわりと共鳴しやすくなっているのかもしれません。

実は感動の涙を流すことによって、リラックスや安静をつかさどる副交感神経が活性化して、疲労の回復やよく眠れるなどの効果もあると言われているそうですよ。
さてさて、これからどんなときめきと出会えるのでしょうか。そんな心持ちで日々を過ごしていきたいですよね。

自然な森で、落ち葉や小さな生き物たちが土を作り、そこに雨が注ぎ、水を作るように、ありのままの美しさを歳とともに重ねていけたら、いいな。ほんとうの美しさは時間をかけて育まれ、年齢を超えてじんわりと湧き出るものですから。

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