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2021年5月号

溜め込まないということ。

こんにちは、そよかぜWEB担当のたむらです。
実は最近、引っ越しを決めました。
小さなワンルームですが、お気に入りのお部屋に出会えたんです。
長く親しんだ土地を離れるので、なんだかちょっぴり寂しい気持ちもしますが、
新しい場所での私生活はワクワクしますね。

さて、そういうわけで最近いろんなものを整理していました。
服を妹に譲ったり、読まなくなった本をリサイクルショップへ持って行ったり、
テーブルを友人に譲ったり、溜め込んでしまった書類を整えたり。
思い出に触れるたび、いろんな物や人と出会ったなぁと感じます。
身の回りを整えるというのは、時間も労力もかかりますが、貴重な時間ですね。
片付けと一緒についつい写真や手紙を見返したりして、
自分の考えの変化や成長にも気付くことができ、自分を見つめるいいきっかけになったような気がします。

引越しがきっかけで、大掃除をして気づきましたが、
私は物も感情も溜め込みがちなタイプなのかもしれません。
私は、昔から割と感受性や共感性が少し強くて、思い出の品に触れたり、
感動を促すCMなんかを見るとすぐに涙が湧いてきます(笑)
なので逆を言えばストレスの発散も得意です!
面白い映画を見たり、誰かと楽しい時間を過ごしたり、
幸せな話題を聴かせてもらえると、自分も一緒に幸せな気持ちになれるので。

みなさんは、いろんな感情や考えを溜め込んでしまって、
日常生活の中でわけもなく心が不安定になってしまったり、
感情が爆発してしまったりしてしまうことはありますか?
なぜ、そういうことが起きるのでしょうか。
実は、私たちは「右脳でキャッチした情報を正確に把握することが難しい」からだそうです。

普段、私たちは左脳の声を聞いて生活しています。
いわゆる「心の中に浮かぶ言葉」「頭の中での自分の声」は、言語を管理している左脳が発しているんです。
だから、右脳が考えていることが左脳は何となく感じ取ることはできても、
はっきりと意識的に言葉として捉えることは難しいのです。
例えば、自分が大好きな音楽やデザインに触れた時、
人に「どこがどう好きなの?」と聞かれても、
「よくわからないけど、何となく大好きなんだよなぁ」と思うあの感じ。あれは右脳の感覚なんですね。
人って、右脳で感じたものは、左脳で言語化するのがちょっと難しい仕組みになっているんです。

だから、右脳で感じた「何かしんどいな…」「何だかこれは苦手だな…」という、
何となくの感覚は、左脳で言語化できないので、つい溜め込んじゃうんですね。

私は、右脳で感じたものを右脳で処理しがちなので、
よく何で悩んでいたのか忘れてしまうところがあります(笑)
「何となく嫌だなぁ」と思うことが起きたら、
「何となくこれをすると自分の機嫌が取れそうだなぁ♪」といった風に。

あ、私の場合はですよ!

個人差があるので何とも言えませんが、
基本的に『右脳で感じていることをきちんと左脳で認識すること』ができる練習をしてあげると、
自分の考えや思いや整理がちょっとずつ上手になっていくんだとか。
そうすると考え方が変わって、行動にも変化が出てくるのかもしれませんね。

例えば「何となくこれ良いなぁ」と思った柄のバッグを手にとって、
「このバッグはいわゆる流行りのデザインではないかもしれないけれど、
あたたかみを感じる持ち手と丸みのある形に、淡い色味がすごく合っているように感じて素敵だなぁ。
持っているあのワンピースに合いそう」とか、「今、自分が何となく悲しい気持ちだなぁ」と思った時に、
紙に自分が何で悲しいと感じているのか、単語だけでも書き出してみるとか。

自分の選択や感情を否定しないで、自分で認められる自分でいることは、とても大切なことですよね。
大変な感情を溜め込まないということは、もしかすると、とっても良いことなのかも。


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