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2021年7月号

言葉の風、想いの旋律。

皆さんは今日、誰かとメールとか、SNSとかでお話ししました?わたしの子どもの頃は、
離れている人との連絡や会話の方法といえば、郵便での手紙か、電話くらいしかありませんでしたが、
今は電話をはじめ、メール、SNSなど、いろんな手段がありますよね。
こんなにみんなが繋がって、おしゃべりしている時代は今までなかったように思います。
言葉が毎日あふれている時代なのかもしれませんね。

ところで私たち日本人は、漢字やひらがな、カタカナを混ぜこぜにしてコミュニケーションをとっていますが、
漢字を使う人と英語を使う人では、脳の使い方が違うのだとか。

漢字は、表意文字というそうで、文字が意味を表しています。
それと違ってアルファベットは表音文字、音だけを表す文字なのです。
だから、英語圏の人は言葉を理解するのは左の脳らしいのですが、
私たちは文字や言葉を、絵と同じで右の脳で感じているとか。
まさに絵文字っていう感覚なのでしょうか。

最近は直筆のメッセージをいただくのも、年賀状くらいになっている方も多いと思います。
でも、好きな人や、たいせつな人から手書きの手紙をもらうと、
不思議なことにそこに書かれている文字から、声が聞こえてきます。

筆跡や字の表情など、文字にはいのちが宿っているのでしょうか。

文章にはその人の性格や個性、人柄なんかが表れると思います。
ずっと不思議に思っているのですが、文章って言ってみれば、ただの文字の連なりなのに、
文学作品然り、ラブレター然り、ふだんのメール然り、その人の世界が立ち現れてきます。
わたしの場合、こだわりといえば男っぽい熟語や難しいカタカナを使わず、
日本語を肌で感じられるようなやさしい文章を心がけています。

また、見た目というか、文字づらというかその表情も大切にしています。

気持ちや想いを感じる文章やメッセージに触れると、こころの体温があがったように感じます。
それが大切に想う人や好きな人からのものだとなおさらです。
それでいえば、どんな書体や活字を使おうが、手書きに感じてしまうような文章。
それがわたしの理想のひとつかもしれません。

文字なのに、文章なのに声が聞こえてくる不思議。
さざめいたり、あやなしたり、たゆたったりしながら、
誰かの顔を思い浮かべながら、話すように、歌うように、
そんな言葉を奏でていきたいと思う春のわたし。
たまには手紙、書いてみようかな。皆さんもいかがですか。

風が吹いています。

空を見あげてみます。

ずっと見上げてみます。

雲が流れているのか、
私が流れているのか、
わからなくなる瞬間があります。

旅の達人は、そんな瞬間を
ずっと心に感じつづけているのでしょうか。

達人は知っています。

どこかに行くことが旅ではないことを。

爽やか風景

歩くということがたのしいのは、
じぶんの歩幅で歩くから。

それは言い方を変えると、
ていねいに歩くから
ということかもしれません。

話すということがたのしいのは、
じぶんの言葉で話すから。

それは言い方を変えると、
ありのままに話すから
ということかもしれません。

じぶんのペースで
まわりの景色をゆっくり眺め
今日という日をたのしみながら、味わいながら。

そんなふうに
みなさんの新しい年も
わたしの新しい年も。

爽やか風景2
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