2021年11月号
くつ下のお話。
あいうえるの関岡です。
私自身は、1990年24歳の時から、
自社開発のサプリメントのメーカーの会社員として、
16年間この仕事に携わってまいりました。
そして自分自身の理想を胸に、株式会社あいうえるとして2004年に独立いたしました。
あいうえるという社名は
愛を植える=愛の種をいっぱい撒きたい
IWELL I=私が WELL=湧き出す
という二つの意味があります。
理念は
あなたの「いいな」と
わたしたちの「いいな」が
おなじなら「いいな」
私たちの会社は、他の通販とは少し違っていて、
ポイントやセールや売込みがありません。
何もしないサービスという考え方で経営しております。
何もしないサービスとは、目に見えないサービスということで、
商品の品質に愛をいっぱい入れることや、梱包の袋や、
梱包する時の想いや、デザインや、
嘘のない広告や、コールセンターでの愛や、
携わる人たちの愛がいっばい詰まった日に見えないところにこそ、
サービスが生まれるものと信じています。
だからすごくわかりにくい。
わたしたちの「いいな」=想いの通じる人たちと
いっぱいご縁ができると「いいな」
という想いでの理念です。
そんなあいうえるは、創業から2年後の2006年には、
赤字が続いて倒産寸前の状態まで陥ったことがありました。
ところが何とか仲間の力を借りて2007年の秋頃、
ようやく毎月黒字になるようになりました。
最初は、みんなで旅行でも行って祝おうかなどと話しておりましたが、
まず感謝すべきはお客さんじゃないかという話になり、
その年のクリスマスプレゼントとしてみんなで一生懸命考えた末、
100円均一のショップで見つけたフワフワのあったかそうなくつ下を、
700足だけしか買えなかったんですがお贈りしました。
そうしましたら、驚くほどのお手紙やお電話をいただき、
毎日ありがたくて、みんなでホントに泣きまくっていました。
それからは毎年夏前には、くつ下の大きさや色、
同封する手紙をみんなで考えて、
あいうえるオリジナルのくつ下を創って贈らせていただけることが、
誇りでもあり感謝の私たちのカタチとなりました。
私たちは、ホントに小さな会社です。
大きくしたいと思ったこともないのです。
ホントに仲のいい優しい人達だけで、
少しづつ急がずコッコツできればいいなぁと思っております。
世の中で知ってる人もホントに少ないと思います。
そんな私たちの会社や商品を、信用していただけることがたまらなく有り難く感じます。
ささやかですが私たちの感謝のカタチを、
今年も受け取っていただけると嬉しいです。
ホントにありがとうございます。