ここひなたをめぐる40代50代への想い…

日本の女性を美しく育んできたもの。
それは、この国の四季という季節の移り変わりや風土、食生活、習慣など、
いろいろあると思います。
長い歴史を積み重ねて、自然を愛でる心を育んできたことが、
内面からにじみ出る美しさを育んできたようにも感じるのは私だけでしょうか。

でも歳とともに、気になるところが出てくるのも事実で、
私も40を過ぎた頃から、目や肩、肌など、
それまで感じなかったところが気になり始めたりしました。
皆さんはどうですか？
しかしながら、今や人生100年と言われる時代、
考えてみると50年前、100年前の40代50代女性よりも、
今の女性たちは若々しく、キレイになっているように思います。
私たちのこの世代って、昔ならいざ知らず、まだまだ人生半ばなのですよね。

これからもっと人生を楽しむために必要なのが、まず元気。
最近の研究では、おなかの健康が、からだに対していろんな影響を与えることがわかっているそうですが、
からだを中からいたわり、温かく見守ってあげるということは、
これからの毎日を美しく、健康に育んでいくことなのだと思います。

ありのままの自然を残す屋久島。
私はこの島が大好きです。
自然の浄化を太古の昔から繰り返し続けてきました。
もし屋久島が人のからだとしたら…。
きっとそのからだはいつも清浄で、生命力に溢れていることでしょう。
自然な森で、落ち葉や小さな生き物たちが土をつくり、
そこに雨が注ぎ、水が流れ、海に注いでいくように、
ありのままの美しさを歳とともに重ねていけたら、いいな。

ほんとうの美しさは、時間をかけて育まれ、
年齢を超えてゆっくりと育まれていくものですからね。
自然をお手本にしながらの10年後、20年後はとても楽しみです。