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2023年5月号

今日も、もちろん好日。

皆さん、こんにちわ、日野わかなです。
季節が変わり、行楽地やスポーツなど、いろんなところで
たくさんの人たちが楽しんでいる様子を見ていると、
あーやっとお出かけも自由になったなぁと、こころもうららかになります。
皆さんはお出かけの予定はありますか?

さて、こんな日々にふさわしい、日日是好日
(にちにちこれこうにち、と読むのが正しいそうですが…)
という言葉がありますが、これは禅語のひとつで、皆さんもよく耳にしますよね。
辞書には、
毎日毎日が無事でよい日であるということとありますが、
でもその由来を調べてみると少しニュアンスが違いました。

もともとは唐の時代の禅師の言葉だそうで、ある日禅師は弟子に
「これまでの15日間はさておき、これからの15日間をどう過ごすか。一言で表しなさい」
と尋ねたとか。弟子たちはすぐには返答できず、
そこで禅師が発したのがこの言葉だったのですね。

人生って晴れの日ばかりじゃありませんよね。
雨の日もあり、風の日もある。
しかし、雨の日は雨を楽しみ、風の日には風の意味を感じる。
このように日々を捉えることを日日是好日という言葉で教えています。

どんな状況でも必ず人生に意味があることしか起こらないのですからね。

そしてもうひとつの禅語。
柳緑花紅(やなぎはみどり はなはくれない)という、
これからの季節にふさわしいもの。
この言葉はそのまま、柳の葉は緑。赤い花は赤い。
ということで、
目の前に見えているありのままの姿が、
そのまま本来の姿で、それぞれがそれぞれらしくて素晴らしい

という意味です。

でも私たちは、葉っぱが違う色に見えたり、
赤い花が青く感じたりすることがよくありますよね。
先入観や思い込みなどについつい惑わされることもあります。
でもそれも人間なのでしょうがない(笑) そんな時は皆さんも、
一休禅師のこんな短歌を思い出してはいかがでしょうか。

見るほどに みなそのままの 姿かな 
柳は緑 花は紅


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