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2023年7月号

そしてこれからも、 本当に幸せです。

先日、思いっきり田舎の母親を泣かせてしまいました。
あれだけ泣かせたのは、ぼくの記憶にある限り、
生まれて初めてのことだったと思います。

えっ? 後悔?

いやいや、あろうはずがありません!
なんならこっちも一緒に泣きそうになったくらいですから。

冒頭からいきなりですみません。
なんの話かまったくわかりませんよね?(笑)
実はですね、父親の傘寿と母親の喜寿の祝いを、
例の感染症の影響で遅ればせながらおこなったんです。
その時、ちょっぴり言いにくく恥ずかしいけれども、
黄色と紫のチャンチャンコをまとって上座にたたずむ両親に向けて、
思いきって言ったひと言が原因だったわけでして。

「あなたたちから生まれてきて、
今までも、そしてこれからも、
本当に幸せです」

今までの楽しい記憶や苦労話など、
いろいろと織り交ぜての話だったんですが、
一番最後に言ったひと言がそれでした。
どうやったら今までの感謝が伝わるかな? とか、
喜んでくれるかな? とか、
そこには両親の孫もいたのですが、
その子らの記憶にも残る記念日になるかな? とか、
いろんな想いをのせたひと言でした。

記念日って誰にでもあると思うんです。
誕生日とか、入学卒業とか、結婚とか。
自分のそれだったり、大切な人のそれだったり。
でも、振り返ってみて、何が記憶に残ってるそれなのかなぁと考えたら、
やっぱりそこにあるのは「愛」だったんですよね。

誰かを喜ばせた想い。 
自分が喜ばされた想い。

それって飾りっ気がなくて、
けっして小難しいものじゃなく単純なものなんだけど、
いたって人間らしくて純粋な気がします。

感情を解放して泣きじゃくる母親の横に、
うっすらと涙を浮かべてこちらをみる親父。
その状況でもらい泣きする妻と兄夫婦と、
それを眺めながら笑顔になっている孫たち。
今のこの空間は、あなたたちが紡いできたものの証であって、
と同時に、また次の世代に広がっていくもの。

あー、ほんとうに喜んでくれて良かった。
なんかうまく言葉にならないけど、
いや逆に言葉なんかいらないかな?(笑)

喜ばされるより
喜ばせるほうが好きな、
僕の記念日のお話でした。

いろんな記念日があると思うけど、
皆さんの中で、今まで一番記憶に残ったものはどんな記念日ですか?
誰が喜んでましたか?
思い出すだけでも、ちょっぴり優しい気持ちになりますねー。

明日もきっといい日になりそうです(笑)

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