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2024年3月号

雷乃発生

雷乃発生

【春分】 末候 雷乃声を発す(かみなりすなわちこえをはっす) 3月30日〜4月3日頃

これは3月下旬の七十二候の言葉。
春雷というのは、春に鳴る雷のことで、夏の激しい雷とは違い短い雷で、
その音とともに地上に春が来たことを知らせてくれるものです。
その音で冬眠していた虫たちが目覚めると言われていて、「虫出しの雷」という別名もあるそうです。
それって、土の中で眠っていた虫たちの目覚まし時計みたいなものでしょうか。

この「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」は、
秋分の七十二候である「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と対になる言葉でもあるそうです。

雷乃発生

この頃は季節の変わり目であり、大気が不安定であることから、雪や雹(ひょう)が降ることもあります。
なごり雪の歌でもありますよね。季節外れの雪。農家にとって農作物を傷める雹は歓迎されません。
でも雷雨は、田畑にとっては「恵みの雨」らしいのです。
その理由は、雷の放電現象によって空気中の酸素や窒素が雨に溶け込み、天然の肥料になるのだとか。
自然は何も無駄にせず、ずっと繋がって何かをもたらしているのですね。

二十四節気で言えば春分。
春眠暁を覚えずなんて言われますが、目覚まし時計がなってもまだ夢心地な方も多いと思います。
さぁ何もかもが始まる季節、今日はどんな日になるのでしょうか。

雷乃発生
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