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2024年8月号

夏休みの宿題

こんにちは、日野わかなです。
さて皆さんは夏休みの宿題、もう終わりましたか?
なんて冗談ですが、子供の頃、おとなって夏休みの宿題がなくていいなぁ、
なんてうらやましかったのを覚えています。
でも今、あの子供の頃がうらやましいなぁ、なんて思うのは私だけでしょうか(笑)

小学生の頃、何を書こうかとネタに困った絵日記。
なんとか提出した絵日記はもう残っていませんから、どんなことを書いていたのか今や謎です。
それに朝顔の観察もやったなぁ。
でも毎日の天気の記録なんか、今じゃネットで調べればすぐできますよね。
はて、今の小学生の宿題ってどんなのでしょうか。
駅前に、朝早くから夜遅くまで、塾通いの子供たちがいる光景を思い浮かべながら、
今の子供たちは私の時代よりも忙しいのでしょうけど。

ところでこの「宿題」という言葉。
もともとは俳旬を詠む旬会に語源の所以があるそうです。

「次の旬会は、この季語でやりますので、皆さんそれで俳句をつくってきてください」というのが、
宿題という言葉の始まりだったという説があります。
次の旬会に参加するのなら、それぞれ俳句をつくつてきてくださいねということで、
無理やり提出させられる学校の宿題という意味とはちょっと違いますよね。
季語というテーマのもとに、次回に参加するみんながそれぞれ競い合ったり、
高めあったりしている楽しそうな様子がうかがえます。

今、おとなには夏休みの宿題はありません。
でも私たちもいくつになっても、何か未米に向けてワクワクするような、
そんなテーマを持ち続けて何かに夢中になれることがあれば素敵だと思いませんか。

それはいわば、終わりのない宿題。
それを春夏秋冬、いつまでも楽しみ続けることができたら、いいな。

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