2024年9月号
世界一幸せな父になった日
娘とビートルズを巡る旅~第一章
いいな日和を編集しています鶴田です。
実は私の娘は6年前よりドイツへ留学しています。
でも渡独の二年後くらいにコロナ禍で行き来はままならず、
やっと去年、妻が娘の住むハンブルグへ行きました。
(なぜ夫婦で行かないのか、それは我が家にはトイプードルがいるため、長期不在が不可能なのです)
そして、今年は私が行くことに。
最初はハンブルグ(ビートルズ第二の故郷)とかその周辺の街を巡り、
娘と過ごし、そしてせっかくなので、一人でロンドンへ渡り、
さらに私の人生の恩人、ビートルズの故郷リバプールへの旅を目論んでいました。
ところがその計画を娘に話すとなんと「私も一緒に行っていい?」と言い出したのです。
一ミリくらいは期待していましたが、まさかの展開でした。
そして、それからは忙しい娘のスケジュールに合わせ、旅程を組み、
それに合わせて各都市のホテルやフライトなどを娘が予約してくれました。
二人で綿密な計画を立てて、やりとりしている時間がまたとびきり楽しい。
そんな計画を友人たちに話すと、みんなびっくり、
娘となんか信じられないと羨ましがられました。
私もなんだか鼻高々。
ビートルズは世界一有名なバンドですが、
そう私は世界一幸せな父親になったのです。
今思えば、娘が小さい頃は、休みの日は長男の野球につきっきり。
彼女もピアノで忙しい日々でしたが、寂しい思いをさせたのも事実。
たまに私が野球を休んで二人で海水浴やハイキングへ行ったり、
二人で遊んだ記憶はありますが、この歳になってまで二人で一緒に旅ができるとは。
平静を保っていますが、
心の中は感激の涙でグッショグショなのです。
娘はドイツ語がペラペラですが、英語がまったくダメ。
ならばロンドン、リバプールの旅は「父さんにまかしとき」と自信たっぷりに言いました。
が、しかし日常の必要最低限の英語は、なんとかコミュニケーションができますが、
込み入った話になると不安、、、、、
まかせろと言った手前、私は実は今、英語レッスンアプリで毎日コツコツ勉強中なのです。
気持ち的にはちょっと焦っています。
でもそんな時間もとても楽しいものですね。
果たしてどんな旅になるのやら。もうすぐ離陸。
旅の様子はまた今度ご報告します。