2024年11月号
イロトカタチノコラム
こんにちは、イロトカタチの畑です。
さて、皆さんのまわりでもこの季節、いろいろな色を感じられるようになってきたのではないでしょうか?
「花萌葱(はなもえぎ)」「金碧珠(きんぺきしゅ)」
「青白橡(あおしろつるばみ)」「璃寛茶(りかんちゃ)」…
これらは色名なのですが、美しい響きと趣を持つ「日本の伝統色」と言われています。
歴史の流れの中で、自然の恵みに感謝し、四季や伝統を大切に生きてきた日本人は、豊かな感性で繊細な色の世界を見出し、さまざまな色に名前をつけてきました。
それはどれも美しく風雅です。
今回は、私が大切に想う、日本の美の心が生み出した季節ごとの伝統色を紹介させてください。
四季のうつろいとともに愛でられてきた色たち。
これからの季節、皆さんにとって大切で素敵な色を見つけてみてはいかがでしょうか。
心がおだやかでありますように。